「E30の反逆」の第8弾、ジャーマン記事2009年3月の改訂版です。
皆さん、こんにちは。
最近の寒さは、また一段と堪えますねぇ。
皆さん、寒さ対策はされていますか？
我が「つたえファクトリー」では、寒さと体調保全対策として社内工程の見直しをはかり、日中に作業を大幅に進める様にしています。
皆さんも体を壊したら、身も蓋もないので気を付けてくださいね。
さて、早速 本題に入りましょう。
今回も「オリジナルステンレスマフラー」についてです。
今回のマフラーは更に消音効果を高め、ノーマルよりも「トルク」を上げる構造としました。
内容的には「ノーマル遵守」タイプのO型タイコにパンチングパイプを小径化することで、更に多くのグラスウールを詰め込む事ができました。
これにより、排気圧力が触媒や中間パイプに溜まるようになり詰まった感じになる為、対策としてパンチングの穴系を以前の「ノーマル遵守」タイプよりも1mm程大きく開けた物を使用しました。
その結果、エキゾースト音はものすごく静かな物になりました。
「トルク感」も「ノーマル遵守」の物より更に上がり、走り出しが抜群に良くなりました。
それとは逆に、4500rpmからの加速感が落ちてしまい、抜けの悪さがモロに出てしまいました。
これではいくら静かでもBMWらしさが削げてしまい、味が無くなってしまいますのでE30での使用は取り止めることにしました。
ただ、この試作品は「低回転向き」な事が分かったので「E30/E36、318i」や「E39/E38のV型8気筒」など、トルク重視の車両とは相性が良さそうですね。
今後のラインナップ用に、今回の試作品はこの要素に合った車両のテスト用として保管することにしました。
（製作コストかかってますからね～、そのままお蔵入りさせるのはもったいないですから！！）
さらに今回は、取り付けバンドも新しく製作しました。
このバンドは前回までの物とは違い締め付けをかなり強くでき、BMW純正のパイプバンドに近い製品に仕上がっています。
詳しくは、パーツ＆用品のオリジナルパーツに載せていきますので、ぜひチェックしてみてください。
更に今後の展開として、E30用としては「スポーツ触媒」の製作から、最終的に「等長タコ足」の製作まで展開していく予定です。
お楽しみに！
それでは、また次回お会いしましょう。
- 投稿タグ
- E30
